異業種社員チームによる「(美瑛町)地域課題解決プロジェクト」報告会に参加してきました(その1)。

3月24日(火)、一般社団法人 経営学習研究所主催の【異業種越境型「リーダーシップ研修」をデザインする!?「丘の街」美瑛で展開する次世代型リーダー養成スクールの衝撃】に参加してきました。個人的には、平成26年度というラーニングイノベーション論イヤーの締めとなるイベントでした。このイベントは、HRアワード2014を受賞した、異業種社員チームによる、北海道・美瑛町地域課題解決プロジェクトの報告会でもあります。
 
 
会場は、内田洋行東京 ユビキタス協創広場 CANVASでした。受付開始10分前に着きましたが、そのまま受付をしていただけたので、一番乗りで会場へ。中原先生をはじめ、各社の人事部と思われる方々が準備をされていました。その雰囲気は伝説の(?)ラーニング・バー。おしゃれな雰囲気で、人事部でもない私はちょっと戸惑いつつも、最前列の良さそうな席を確保しました。

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しばらくすると参加者は飲み物を受け取るようにアナウンスされ、始まるまでの間、歓談の時間を持ちます。徐々にラーニングイノベーション論のアラムナイ(卒業生)の皆さんや、先日の焚き火ワークショップで出会った人たちの顔も見え、話し相手ができて少し安心しました。偶然、私と同じ組織の職員も来ていました。
 
最初に、いつものように中原先生から「聞いて、聞いて、聞いて、帰る」ではなく、「聞く、考える、対話する、気づく」ようアナウンスがありました。「聞いて、飲んで、考えて、酔っ払う」ではありません(笑)。その後、(1) リーダーがどのようなものかという研究はほぼ出尽くしているが、リーダーをどう育てるのかという研究はそもそも少ないこと。(2) 美瑛町プロジェクトは、リーダー育成と美瑛町の地域課題を解決するという2つの組み合わせであること。(3) ベンダー任せではなく、各社の人事部が手弁当で作ったということの説明がありました。

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 次にヤフー執行役員の本間浩輔さんの登場。お噂はたくさん聞いていましたが、初めて生でお話を伺いました。従来のリーダーシップは本当にこれでいいのか。人事を手段として見ていること(会社が勝つためのもの)、神戸大MBAでの自身の失敗談、何を学ぶかよりも誰と学ぶかが大切である、という話がありました。
美瑛町プロジェクトについては、人事評価もなく、上下関係もない、その中で課題解決をしていく。そういった場を作りたかった。そして、異業種のトップ人材が集まる中で、目の前の5、6人を説得してゴールへ向かってスカーンっていくような態勢を作るなかで、本当のリーダーシップが作られると話をされていました。
※時間があればご挨拶したかったです。。。

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 本間さんの後を受けて、ラーニングイノベーション論第5期生のエース、ヤフーの池田潤さんから、美瑛プロジェクトの具体的な進め方などの説明がありました。中原先生のサポートも受けながら、運営の難しい異業種研修をどのように進めていったのか、段階ごとに説明がありました。短い時間ではありましたが、ユーモアを交えながら、コンパクトに多くのことを説明していただけました。多くの方が写真メモをとっていました。

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 その後は、参加者同士、ドリンクや軽食をとりながらブレイクタイム。私も顔見知りと話をしたり、その知人を紹介したり、紹介されたり、初めての方と名刺交換等をしたりと、他の参加者との交流や語りを楽しみました。
 
 

子どもにケータイを持たせるかどうかを決めるときが小4でやってきた。

共働き&子育てのブレーキのないジェットコースター(by中原先生)に乗ってしまった私たち夫婦。子どもにケータイを持たせるかどうかを決めるときが、予想よりも早く小4でやって来ました。

無事小1の壁(学童保育に入れない、お迎え時間が保育園よりも早い)を乗り越えたものの、学童保育は小3で終了となってしまいます。小4からは、学校が終わってから両親が帰宅するまでの間、塾や習い事に通うなどで対応することになります。

子どもにケータイを持たせるのは高校生からで十分と思っていました。しかし、親としては下校時以降が心配なので、ほとんど悩むことなくあっさりと、いわゆるキッズケータイを持たせることを決めました。不安を少しでも減らしたいという欲求の力は強いです。


小学生にケータイを持たせる是非と最新機種選び | 子どもにケータイを持たせる?どうする? | 日経DUAL

細かいことは上記サイトをご覧いただくとして、わが家はauのmamorino3を選択しました。もともと私がauiphone5sを契約していること、セコムと提携しており、防水性能も良く、メールで居場所を通知してくれる機能も使いやすそうだったからです。

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本体は18,360円ですが、210円×36か月の値引きがあるために実質的には10,800円。毎月のコストも基本料金が12か月無料などあるので、もろもろで524円/月。保障の拡大オプションをつけても、初年度は月1,000円未満ですみます。なお、au家族間の通話、Cメールは無料、その他は通話20円/30秒、0.1円/パケットです。

設定を一通り終えましたが、(1) 通信通話が制限されている、(2) ネットにつながらない、(3) GPS機能で子どもの居場所を確認できる、(4) 防犯ブザーがあり、緊急時に警備会社が駆け付けるサービスがあるなど、とても使いやすくできています。ワンタッチボタンもあり、親との通話、メールともに簡単にできますし、こちらから電話をして子どもが出なくても、自動的に電話を受ける機能もあり、何かの事情で子どもが出なくても、音は聞こえるようにできます。想像以上にきめ細かな配慮がなされており、かなりよくできている製品、サービスです。

余談ですが、同じ年齢で子どもにケータイを持たせている割合はまだ少ないとは思いますが、私が顔と名前が一致する娘の友達はすでに持っていました。もしかしたら、知らず知らずのうちに、そのような家庭環境の子ども同士が集まっているのかもしれないとも思いました。

子どもに与えるのは携帯ゲーム機かコンピュータ(タブレット)か。創造することの喜びを感じる環境作り。

一昨年、娘も連れてイベントに参加しました。その際、他の参加者の子どもたちもいて、子ども同士集まって遊んでいたのですが、私の娘以外が皆、ニンテンドー3DSを持っていて、外にいるにもかかわらずずっとゲームをしているのです。人気のある同じゲームをしているらしく、ときどきゲームについての会話をしているのですが、同じ空間に集まっているにもかかわらず、個人でゲームをしていることに少なからぬ衝撃を受けました。

私は娘にはニンテンドー3DSは買わないと伝えています。娘も本当は買ってほしいけれど、我慢してくれています。寂しい思いをさせてごめんね。携帯ゲーム機を買い与えないのは、基本的にゲームをプレイするだけの受け身になってしまうことを危惧したからです。

思い出せば、私が子どもの頃、当時はファミリーコンピュータファミコン)が流行っていましたが、両親は買ってくれませんでした。その代わり、私と親が半分ずつお金を出し合って、コモドール社のVIC-1001というマイコン(当時はパソコンとは言いませんでした)を買いました。VIC-1001の定価は69,800円。当時、最も人気のあったNECPC-8001の定価は168,000円でしたので、破格の値段でした。

親からは少し教えてもらった程度で、あとは独学でBASICというプログラミング言語を使って、ゲームや占いソフトなどを作っていたことを思い出します。占いソフトは中学校の文化祭などで人気があったんですよ。雑誌に掲載されていたプログラムを8時間以上かけて打ち込んでいたのも懐かしい思い出です。社会的に「マイコン少年」が話題となった時期でもあり、雑誌の取材を受けて掲載されたこともありました。

時がたち、大学では法学部に進学し、紆余曲折を経て今の仕事につきました。結局、パソコンに関係するIT業界などには進みませんでしたが、コンピュータをそれなりに使いこなし、自分自身の活動に役立てることができています。自分自身がいつまでコンピュータの進化についていけるのか、今でもひとつのバロメーターにしています。

私がコンピュータに出会ってから約30年が過ぎて、今度は私が親の立場になりました。カエルの子はカエル。ゲーム機にはない魅力を体験している私は、やはり娘には携帯ゲーム機は買い与えたくはありません。

昨夏開催された、愛知ワークショップギャザリングで、子ども向けのプログラミング言語Scratchの基本を親子で教えてもらいました。わずか10分程度でしたが、およその仕組みは理解したので、自宅で本を買ってきて始めることにしました。パソコンも考えましたが、ちょうどiPad向けにScratchJrが公開されたところだったので、まずはiPadから始めることにしました。

amazonでScratchの入門本を購入し娘に渡したところ、自分で本を読んでScratchのブログラミングを始めました。最初に少し教えたあとは、自分で学び、考え、試して、経験から学んでいました。最初は本に書かれているようなキツネくんが活躍するゲームを作りましたが、その後は、自分でキャラクターをデザインしたり、オリジナルの少し複雑なゲームも作るようになっています。今でもときどき、いいアイデアが浮かんだ!といって、メモするようになりました。

5才からはじめる すくすくプログラミング

5才からはじめる すくすくプログラミング

 

 先日、娘が私に言いました。パパ、iPad使わせてくれてありがとう。他の子はiPad持っていないから、面白いって言ってたよ。私、人気者だったよと。

子どもに自転車の乗り方を教えることは簡単!?自分にとっての当たり前を教える難しさ。

夫婦共働きで、保育園、学童保育に預ける生活をしていると、平日、自転車を練習する時間はありません。土日は、どこかへ出かけることが多く、数年前に買った自転車は、ベランダの片隅でホコリをかぶっていました。

ふと気づくとすでに長女は小学3年生。学童保育も今年度内でおわりです。これから行動範囲が広くなり、自分の力で遠くへ移動するには、自転車に乗れることが必要です。本人も友達の多くが自転車に乗れるということで、少し恥ずかしいという気持ちを持っていたようです。そこで、父娘で自転車の練習に取り組むことになりました。

ところで、皆さんは自転車の乗り方の教え方を知っていますか?練習を始めようとして初めて気づいたのは、教える側の私自身、何から教えればよいのかわからないということでした。私が自転車に乗れるようになったのは40年近く前です。今は当たり前に自転車には乗れますが、どのようにその技術を習得したのか記憶にありません。私の母親は専業主婦でしたので、幼稚園や小学校から帰ってから自宅近所で遊んでいるうちに何となく乗れるようになったような気もします。

第1回目の練習。車が通らない舗装された道路を探した結果、車で20分ほどのところにある大きな公園に向かいました。

まず考えたのは、ハンドルを私が支えながら本人に自転車を運転させ、安定したところで手を離すという方法です。何となくそんな教え方のイメージが浮かんだのです。実際にやってみると、この方法では私も自転車と一緒に走らなければなりません。…とても頑張りました(笑)。でも、なかなかうまくなりません。手を話すと不安定になり、本人が怖さを感じてしまうのです。よく考えれば、安心感のないチャレンジはうまく行くはずがありません。

そこであらためて考えたのは、自転車の運転に必要な操作を分解することです。専門家ではないので正しいかはわかりませんが、自転車に乗るということをざっくり考えると、自転車でバランスをとって前にすすむことと、ペダルをこぐことの2つです。そこで、まず必要なのは自転車に乗った状態でバランスをとって前に進むことができるようになることです。それを練習するには、自転車に乗り、片足で地面を蹴って前に進むという動作を習得する必要があるのではないかという仮説を立てました。

そこで2回目の練習は、片足で地面を蹴って前に進むことから始めました。30分以上はやっていたと思います。それができるようになったら、地面を蹴って進んだあとで慣性ですーっとまっすぐ進むことを繰り返しやらせました。もちろん最初は1、2メートルしかできませんが、できたね、前より長くできるようになったね、すごーい、といったように言葉をかけているうちに、ある程度長くできるようになっていきました。

1時間以上繰り返した後、ようやくペダルをこいでごらん、と声をかけました。まだ怖かったらやらなくてもいいよ。自分でできると思ったらやってご覧と伝えました。長女はすぐにチャレンジしました。 すると数メーター自転車をこぐことができました。それで自信をもったのか、何度も挑戦して、多少不安定ながらも自転車に乗れるようになりました。本人も喜びいっぱい。こんなに早く自転車に乗れるようになるとは私もびっくりです。

3回目の練習では、私は安定して長く自転車に乗ることをテーマにしていましたが、長女はうまく曲がれるようになるというテーマを持っていたということを後で聞きました。練習の途中で、細いところを通ってみるとか、ガタガタのあるところを通ってみたとか、短く曲がれたよ、坂道も行けたよと、さまざまな状況を自ら試しているようでした。終わったときの笑顔が最高でした。私が指示することはほとんどありません。自分で必要なことを考えて、実際に試して、経験から学んでいました。

「経験学習」入門

「経験学習」入門

 

本人にどうしてうまく乗れるようになったのか質問してみました。その答えは、意外にもパパのお手本を見たのが参考になったとのこと。具体的にはどういうところ?と聞くと、前を見ることと、曲がるときに倒す角度、だそうです。

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子どもに自転車の乗り方を教えるということには、人に教えるということに関わるさまざまな要素が含まれていたように思います。振り返ると多くのことに気づきました。学びは生活のどこにでもありますね。

 

焚き火を囲んで組織開発を学ぶ “新たな「チームビルディング」と「オフサイト合宿」のすすめ

2月6日(金)に、東京大学中原淳先生と株式会社エバーブルー/日本焚火効果研究所の丸山琢真さんによる焚き火ワークショップに参加しました。

中原先生はアウトドア好きだとは思っていましたが、焚き火好きでもあったのですね。こういう一見、意味が良くわからない(!?)けれど、体感してみると自ら気づくワークショップは、ワクワク感があって私は大好きです。焚き火を題材にどのように組織開発について学ぶのか、興味津々で参加しました。他の参加者も、このような挑戦的な内容のワークショップに参加するくらいなので、個性の強い方々が集まっていたような気がします。

集合場所は、新木場駅から徒歩15分程度の東京スポーツ文化会館剣道場。このあたりがいわゆる夢の島。以前はごみの埋め立て地だったことは聞いたことがありますが、広い公園なっており緑も多く小鳥たちのさえずりも聞こえる場所でした。

はじめに、中原先生によるイントロダクション。主催の経営学習研究所についての紹介がありました。経営学習研究所は、研究者と実務家が手弁当でお金を出し合って非営利目的で設立した一般社団法人であり、人材開発や人材育成の面白さを広めるために、何か楽しいことをやりたいから立ち上げたとのこと。※私もそういう場を作ってみたいし、加わってみたいです。

次に、組織開発と焚き火の関係についてのお話がありました。

まず、組織開発とは、ワンワードでいえば、(1) きっかけ+(2 )対話+(3) リフレクションによる組織をWORK(機能)させる試みのこと。人を集めただけではチームしてまとまらない組織においては、WORKさせる何かが必要である。

そして、焚き火です。フランス社会学者のデュルケムの聖俗二元論、「ケガレ」と「ハレ」の話や、日本の宴会のもともとの起源などの話をひきながら、炎は昔から集団と切って離せないものであり、炎を囲んで共食・共飲+集団形成には微妙な関係がある。それがなくなってきている。

この2つをあわせて、(1) 焚き火を囲んで組織開発を体験・学ぶこと、(2) 焚き火のもつそのものの効果を考えることが本日のテーマですとの説明がありました。 

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次に、丸山琢真さんにバトンタッチされました。丸山さんからは、内省と共有と焚き火を通じて、焚き火という場を使うと距離感が縮まることを体験してほしいというのがイベントの企画の主旨であり、ワーク、自炊、焚き火それぞれ単体ではなく全体を通して影響しあいながらお互いの距離が縮んでいくというメカニズムを体験してほしいとの説明がありました。

また、焚き火のときには具体的な指示はしないので、話したいことを自ら積極的に話し、相手の話に耳を傾ける。体験して対話して自ら気づき、それを組織でどのように活かせるのか、この場で得た学びを持って帰ってほしいということでした。

なお、焚き火理論についての説明は少しだけでしたが、タックマンモデルの4段階の形成→混乱→統一→機能。そのうち、混乱から統一につなげるものが焚き火ではないかと考えている、というようなお話でした。

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ワークでは、グループ分けを兼ねたアイスブレイクをやりました。たまごっちとジャンケンを組み合わせた遊び。細かいところは内緒にしておきます。勝ち抜けた順番になら並んで行きます。私はジャンケン3連勝!1位で勝ち抜けました(笑)。そして並んだ順、つまりジャンケンに強かった順に7名ずつでチームを区切っていきます。参加者は28名でしたので、7名×4チームができました。私はジャンケン勝者チーム、後にその強さを感じることになります。

次に、ロープを使ったワーク。それぞれのグループに課題が与えられ、私たちのグループは、目隠しをするなどの一定の制約の下、制限時間内に、ロープで相似の正三角形を作ると言うものでした。もちろん、その後に振り返りを行います。
私たちのグループは、どのように解決していくのか、どこまで主張して良いものか葛藤しながらも、うまく折り合いをつけながらほぼ時間内に完成させました。計画上はきちんとできたはずだったのですが、結果は残念ながら正三角形ではなく二等辺三角形ぽくなってしまいました。ただし、時間にも気を配りながら、主張するところは主張する、引くところは引き合意を形成し、目隠しの状態ではお互いに声をだしてコミュニケーションをとり、課題をこなすことができました。
結果としてのコンテンツ(相似の正三角形を作ること)は満足できませんでしたが、プロセス(結果に至る過程)については満足度が高かったと思います。制限時間内にできるだけの結果を出すという仕事の基本を守ることができたのも良かったです。
そしてリフレクション。ふせんに書き出して模造紙でグルーピングして、各グループで発表を行いました。

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ワークが終わったら自炊とキャンプです。グループごとに若洲公園キャンプ場へタクシーで移動しました。
若洲公園キャンプ場は、東京ゲートブリッジの近くで夜はライトアップされています。また、羽田空港に近いため、空は航空機が行き交う場所です。その下での焚き火ワークショップは都会と自然が混在した不思議な空間でした。

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グループごとに焚き火台と折りたたみチェアが配られ、焚き火の準備をしました。グループ内で自炊班と焚き火班に分かれて準備にとりかかります。炊事場ではグループごとに豚汁を作りました。ちなみにできあがった豚汁は自分たちのグループで食べるのではなく、他のグループに提供して食べてもらいます。

私たちのグループには、マタギから火の学んだという方がいて、着火剤を使わずに火をつけていました。素晴らしい。世の中、いろいろな方がいらっしゃるものです。どこへ行っても学ぶことはたくさんあります。

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メンバーが飲み物を取りに行ったときに写真をとってみましたが、東京都内とは思えない雰囲気です。暗闇の中で焚き火を囲むと、暖をとるために自然と炎の周りに人が集まります。素敵な空間です。

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午後8時を過ぎたところで、最後に直火可能な場所に焚き火を移して、その場で全員が輪になって中原先生のラップアップを聴きました。

ラップアップは、焚き火になぞらえて、人材育成では種火を消さないことが重要だよね。種火が残っていれば、新しいものを入れても火は燃えるけれど、いったん消えてしまうと再び火をおこすことは難しい。そして、皆さんが種火になって組織に火をともしてくれたらいいなと思います、というような内容だったと思います。

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自宅に帰ってから焚き火のことを思い出すと、つい数時間前のことなのに、何だか遠い世界のことだったような感じがしました。まさに非日常だったと思わせる感覚でした。

 

全体として振り返ると、グループを作るという「形成」、メンバーが違いに戸惑いながらも課題に取り組む「混乱」、そして混乱から統一へ向かう「焚き火」という一連の流れを短い時間で体験させていただきました。

寒くて周りに自分たち以外は誰もいない暗闇の中で、炎に吸い寄せられるように自然と焚き火のまわりに人々が集まります。いわば、自然と炎に焦点があい、何もかもが収束していくような感じです。

何も考えずに炎をぼーっと見ている時間もありました。また、人が集まれば、そこに自然と会話が生まれます。その会話の内容は、どちらかというと、未来の話というよりは、現状であったり過去であったりを振り返るような会話が多かったと感じました。

メンバーとの対話の中では、ダイアログ・イン・ザ・ダークの話も出ました。ダイアログ・イン・ザ・ダークは、完全な暗闇の世界です。暗闇の中で少し不安感もあります。暗闇の中では誰もが平等であり、話をしなければ存在しないと同じです。

焚き火の場合は、暖かな存在で、不安は感じません。話をしなくても、存在はそこにあります。非日常的な空間で落ち着いて安心感を感じながら、メンバーとの会話など、ゆったりと時間を過ごすことができました。冬の雪深いコテージなどで、暖炉の前で集まるのも同じような効果があるかもしれません。

昨年のラーニングイノベーション論の講義で、サイバーエージェントの曽山さんから、活性化している組織に共通するものとして、社員間に「メモラブルな共通体験」があるというお話を伺いました。焚き火という非日常的な空間は、まさにその具体例の一つだと思います。

これを普段の生活にどう活かすのか。もし家族の対話が減っていると思うのであれば、キャンプのようなアウトドア体験に出かけて焚き火をしたり、冬の暖炉のあるコテージなどに宿泊することにより、同じような場を作ることができると思います。ちょうどいいタイミングで清泉寮のブログに記事が目に入ってきました。


冬の楽しみ - 清泉寮だより

会社ではどうかと言われると、正直、焚き火は難しいですよね。河原でバーベキューとか…私の職場ではないです。それくらいできるような関係だったら、きっと焚き火ワークショップはいらないでしょう。もちろん焚き火のような強い非日常性を感じさせるものもよいのですが、普段の日常の中でちょっとした非日常を溶かしていけばよいのではないでしょうか。今、職場にある行事、慣習などを利用して、歓送迎会といった飲み会があるなら、その場で普段は行わないちょっとしたことをやってみる。そういったことの積み重ねで少しずつ関係性が変わっていくのだと思います。

最後に、今回、丸山さんそしてスタッフの皆さんには大変お世話になりました。リハーサル、事前の準備、事後の後片付けなど大変だったと思います。楽しくて思い出深いワークショップに参加させていただきありがとうございました。

ブログ・コンセプト

SolWorkのSolは、Solo(組織ではなく個人としての活動である),Solution Focus,Sol(太陽の意味のラテン語)からとりました。

働く大人の学びをコンセプトに、仕事術、ソリューション・フォーカス、そして大人の学びについて書きたいと思います。

 学ぶことによって変わろうと思っている方に、何かお届けできれば嬉しいです。